ウェディングインタビュー
念願のブーケ作りも実現、集大成の個展に向けて準備中
―カラコレス満喫の山本由美子さん―
プリザーブドフラワーに惹かれてレッスン開始から足掛け11年の山本由美子さん。
現在、作品展と個展に向けての作品制作に充実の日々です。
研究コース生であり、機会があれば講師としてレッスンし、アンティーク講座にも参加するなどカラコレスライフ満喫ですが、ひとつだけいまだ達成していないものがありました。
それはウエディングブーケの制作。
今年7月のご子息のご結婚でとうとう念願がかないました。
-ウエディングブーケ作りが実現したそうでおめでとうございます。
「ありがとうございます。
挙式が急に決まったものですからあまり時間がなかったのですが、どうしても作りたくて『作りたい』と言うとお嫁さんが『一緒に作りたい』と言ってくれて一緒にできたこともなおさら嬉しかったです。」
-どんなブーケになさったんですか?
「ドレスを着用した写真を持参して永田先生と相談して決めました。白のウエディングドレスには白系のプリザーブドのバラのティアドロップ。
お色直しは紫のドレスだったので濃いピンク系のバッグブーケです。
ブローチとブートニアで統一感を出し、想像以上に素敵でお嫁さんも息子も大感激でした。私も大満足です。」
-ウエルカムボードもかわいいですよね。
「お嫁さんが紙細工で作った額に私がプリザーブドのバラを飾りました。
お嫁さんは息子の幼稚園時代からの仲間だったので気心が知れています。
東京で保育士をしていたこともあって手作りが大好き。
でもお花よりは手芸や編み物などですから、私との組み合わせはちょうどいいかな...」
-とってもお幸せそうで何よりです。今は個展の準備にお忙しいそうですね。
「大豆島のみーるママというビュッフェ形式のレストランのオーナーが主人と懇意でよく自宅にもいらっしゃるものですから、個展の話しをしましたら『ぜひウチで』ということになり、会場はすんなり決まりました。
作品展の作品も個展を意識したデザインにします。
今まで作った作品も加えて10点ほどを予定していますが、まだ坂本先生と相談しながらの構想段階ですね。」
-女性のお客さんが多い店ですから興味をもっていただけそうですよね。
「ちょうど私たちの年代の女性が多いので、ぜひクリスマスまで期間を延長してくれと言われて調整中です。
しかも期間中に体験レッスンもすることになりました。
レストランを改装してイベントにも力を入れたいとのことで、あちらの担当の方の提案です。
クリスマスリースやキャンドルのアレンジを考えています。」
-お互いのアイデアでクリエイティブになっていくのが今回のような個展の醍醐味ですね。講師の経験も活かせて、ここまでの集大成という感じですね。
「相手方の希望を聞きながらも、いかにカラコレスらしさを出すか考えるのも面白いですね。
最近作った作品も活用できますし、最新の花材をふんだんに使った新作の作り甲斐もありますし、とっても楽しみです。
体験レッスンもいきなりでは不安ですけど、レストランで2回お教室をした経験があるのでためらわずに引き受けることができました。」
-細かな日程は未定ですが、みーるママでの個展は12月初旬頃からを検討中とのことです。始めたきっかけは何気なくだったとのことですが、今ではカラコレスがすっかり生活のパートナーに。これまでの集大成を成功させたら次の展開がまた楽しみです。