長野のプリザーブドフラワーブーケ専門店

ウェディングインタビュー

母が作るブーケが、
ハワイへ渡りました。

すっかり定着の母が作るブーケ。
資格取得コース中級で学ぶ岩井利江さんがお嬢さまのために製作したブーケが、ハワイに渡りました。
カラコレスのブーケ初の海外です。
岩井さんは川中島教室の生徒さん。
念願だったウエディングブーケとカラコレスでのレッスンについてうかがいました。

―ハワイで挙式とのこと、おめでとうございます！

岩井「ありがとうございます。といっても私じゃないですけど（笑）。娘たちにすると、結婚式を機会に親をハワイに連れて行こうとの親孝行の気持ちがあったようで、昨年５月に行って来ました」

―いかがでしたか？

岩井「煩わしさのないのが良かったです。誰を呼ぼうか、席順はどうしようか、祝辞は誰にお願いするかなど、日本の式ですと慣習の方を考えることにエネルギーがいると思いますが、それが一切ない家族だけの式でしたから、純粋にお祝いできました。教会で式を挙げ、そこでフルコースのお食事。余計なことを考えず心から『おめでとう』と言うことができました。旅行の手配も、一切を子どもたちがやってくれたので、親が楽できるのも海外挙式の良さかなと思いました」

―ハワイまでブーケを運ぶのは大変ではなかったですか？

岩井「国内での式でしたら、きっとプリザーブドを使ったと思うのですが、移動を考えてアートのお花にしました。機内持ち込みしましたから問題ありませんでした」

―作られたブーケについて教えて下さい。

岩井「オレンジの濃淡のラナキュラスを中心にしたキャスケード型です。
現地での食事会と日本での披露宴用にアームブーケも。お花は娘の好みで選びました。
日本だったらびっくりされそうな派手さですが、ハワイなのでインパクトのある方がいいかなと思いました。
予想通りの華やかさでハワイの空気に映えました。私は、自分の結婚式のブーケも手作りしたんです。
30年も前のことで、当時のアートのお花がいかにも造花という感じだったのに比べると、素材の進化のすごさに感動です」

―お嬢さまは喜ばれたことでしょうね。

岩井「もちろんですが、その前に私が大満足（笑）。
娘は『はい、お願い』と言うだけ（笑）。ライセンスコースに所属してレッスンしていましたが、式が予定より早まり、ブーケを作る技術レベルになっていないなと思っていたら、先生から、課題の中にウェディングブーケが含まれているコースに進むことをアドバイスされました。
どのみちレッスンは続けたかったのでアドバイスに従い、希望通りに作ることができました。
カラコレスの先生はこちらの気持ちをすぐに察して的確なアドバイスをくださるのでありがたいです」

―お母さまが作るブーケは大人気ですが、その秘密は何なのでしょうか。

岩井「昔のように花嫁道具を持たせる時代ではなくなっていますよね。
婚礼家具は置き場所がない。
着物も着ない。布団も使わない。親からしてやれることって、昔と違ってあまりないんです。
その点、心を込めた手作りのブーケだと、挙式当日に喜んでもらえますし、保存して思い出にもなります。
私も30年前のブーケを今も大切に取ってあります」

―岩井さんは川中島教室でしたね。

岩井「そうです。体験レッスンをきっかけにカラコレスに入会したのは、娘が大学を卒業した一昨年です。
主婦の仕事ってお掃除も洗濯も食事もやって当たり前で、形で残るわけはないですよね。それに一度に色々なことを考えたり手配したりで、ひとつのことに集中できません。でもカラコレスのレッスンの時間だけは没頭できて作品が形になって、評価もいただけますし、月に１度のレッスン日が今の私にとって、一番というくらいに充実した時間になっています」

―作品展の出品作も、ハリネズミがいたりとユニークでしたね。

岩井「今年はネコなんですよ。梅を干すのに使った大きなザルがあるので、それをお月さまに見立てて、月とネコ。大好きなカラーの花を、思い切りたくさん使うつもりです。私は、かわいい系の甘い素材よりもシャープな素材が好きなんです」

―ではカラコレスのテイストはぴったりですよね。

岩井「はい。素材もデザインもいいですが、先生方の気配りにいつも感心しています。ひとりひとりの希望をきちんとくんだ上で、それぞれに合った提案をしてくれますから、こんな教室は他にないんじゃないでしょうか」

―ブーケのことだけでなく色々なお話をありがとうございました！
資格取得目指してがんばって下さい。