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プリザーブド&ドライアートのある暮らし 第194号

プリザーブド&ドライアートのある暮らし

2014年1月15日発行 Vol194. http://www.caracoles.jp/

女の子のイラスト


皆さん、こんにちは。カラコレスの坂本裕美です。
大寒に向けて寒さも真っ盛りな長野です。
皆様お風邪をひかれていませんか?
わが家にも受験生が控えていて、親にできることは元気でいることくらいなので
特にこの冬は健康で乗り切りたいです。

それにしても今日の寒さは厳しくて
外に出しておいた玉ねぎが透明に凍っていました。
ますますひきこもりが激しくなりそうですが、
これも春に向けてのウォーミングアップだと思えば、ね。

こんな寒い日は昨年末のイベントを暖かい部屋で
のんびり思い出して感激に浸りましょう。
それでは今回も最後までお付き合いくださいね。

 

イベントレポート

14人の研究生による11か所での個展。
新たな世界への扉が開きました。


12月26日を最後に、各地で開催していた研究生の皆さんの個展がすべて終わりました。

作品を準備するだけでなく、自分で交渉して展示会場を決め、お客さまを迎え、お礼状を出すなどで締めくくるという、これまでにない大きな挑戦でしたが、皆さん立派にやり遂げ大成功でした。

一之瀬由香さん、斉藤文子さん、高山京子さん、伊藤ひろ子さん、上村伸枝さん、桑原純子さん、小山弓子さん、手塚恵美子さん、西澤美鈴さん、宮下清子さん、吉井利江さん、町田恵美子さん、山口朋美さん、山本由美子さん、お疲れさまでした。


表現する、見ていただく、喜んでいただくことの楽しさ

「リクエストされて、当初予定していなかったクリスマス体験レッスンを開催」
「(会場の)郵便局では年賀状の時期と重なって見学者がひっきりなしで、中には窓口から呼ばれても気付かないほど熱心に見入る方も」「個展がきっかけでテレビ番組のディスプレイにも作品が活躍」「クリスマスレッスンをしたらバレンタイン企画も依頼された」などなど、思いがけない波及効果が生まれたのが発表の面白さです。

不特定多数の方が行き交う場所では男性も多く「こんな素材やデザインを見たことがない」と驚かれることも頻繁。


表現するからには、多くの方に見ていただきたい、評価されたいと思うのは自然で、今回の個展はその一歩を踏み出したことになります。

個展を終えての感想は全体に「見てくれた人が喜んでくれた」ことに嬉しさを感じる方が多かったようです。

集客についてはカラコレスがメディアへの広告掲載やDMなどさまざまにお手伝いしましたが、ご自身で集客を工夫したり、次の展開につなげる工夫をされる方もいました。





ここで学んだことが、次のステップに向けての計り知れない財産となることは間違いありません。
またこれからの方に「いつか私も」と思っていただければ嬉しいです。







<喫茶ギャラリー象庵>で開催した
手塚恵美子さんにうかがいました。

手塚さんは2010年から千曲教室に通う研究生で昨年カラコレスの認定教室講師の資格を取得。
11月27日~12月9日までの開催でした。

―個展を終えての感想をお聞かせ下さい。
「趣味でやっているだけですから、個展の話しがあった時は実は積極的ではありませんでした。でも終えた後の充実感、満足感はとても大きくてしばらくそれに浸りました。」


―満足感は何からきたのでしょう?

「よくこれだけの作品を作ったなということと、たくさんの人に見てもらえて感謝までされたことでしょうか。趣味を発表しただけなのに第二の人生を考える同世代から『もっとがんばろうと思う』とか『私も趣味をみつけたい』などの言葉をいただき、年賀状にもそのようなことを書いてくれる方が多かったです。」
―勇気や励ましを与えられるということでしょうか。
「そうですね。おこがましい言い方かもしれませんけど影響力があるんだなって...。『生き方が素晴らしい』と書いた礼状までいただいてしまいました。」


―どんな方が訪れましたか?
「パッチワークなど習い事を色々やっていますから、その仲間など知り合いが多いですが、場所柄、観光客もかなりいました。長年ご無沙汰の方も案内状を見て来てくれて、再会できたのも嬉しかったですね。」

―体験レッスンもされたそうですね。
「坂本先生に勧められまして、クリスマスリース講座を同時開催し14人の参加がありました。」


―作品の数が多くて充実していましたよね。
「約60点出しました。これまで作ってきたものが多いですが、大作は個展用に制作しました。私はバラが大好きで、プリザーブドローズなら年中バラを見ていられるので幸せです。」
―DVDも制作されましたね。元々は音楽の先生ならではというコメントが入っていて見ごたえがありました。
「あれは坂本先生のアイデアなんです。でも、母の死が初作品に反映されたエピソードなどは自分でも涙が出ました。」
―個展のご成功おめでとうございます。本当に素敵な作品の数々でした。







デンマークのクリスマスを見てきました!
研究生・伊藤ひろ子さん


町もクリスマス一色です



2度目のデンマークです。初回もクリスマス時期でしたが、初めての場所だと珍しさが先立つばかりでゆっくり味わうことができませんでした。

今回〝坂本裕美先生の世界に触れる旅〟ということで同行していただき、10回近く訪れている先生に案内していただきました。


町もクリスマス一色です

クリスマスというと、日本では赤と緑があふれますが、デンマークでははっきりしたクリスマスカラーを感じません。
イルミネーションも、カラフルで点滅するものは見かけず、グレー、白、黄色などの単色で点滅なしでした。
全体に落ち着いた印象です。

ライトアップが幻想的な夜のチボリ

 泊まったホテルがチボリ公園の真向いで、デンマーク一番のイルミネーションをずっと見られたのは最高でした。
この季節のデンマークは午後4時くらいに暗くなり夜明けも大変遅いので、真夜中に目覚めて部屋の窓から外を見るとイルミネーションは一部消えているのに、朝方はまた全部点いているのが面白かったです。


旅の目的の一番は、クリスマスデコレーションでした。
ツリーはそれほど見かけないのですが、素敵なオーナメントは町中にいっぱいです。
坂本先生が著書で紹介している2軒の店、デンマークを代表するフローリストでアーチストの「テ・アンデルセン」と、デンマーク王室御用達の花屋「エリック・ビアリン」にも行きました。
私はアンデルセンが大好きで、店内に入るなり圧倒されて、その魅力をどう伝えたらいいか言葉になりません。


お隣のスウェーデンにも行ってみました。
マルメではイルミネーションはデンマークより電球の数も少なく地味でした。今後も各地を訪ねて制作の刺激にしたいと思っています。
パリだったらルーブル美術館に1週間通いたい。
バルセロナでガウディの建築も見たいです。









感激!ライフ・シガースンとの再会

カラコレスのデザインスタイル確立のために欠かせないアーチストがいます。
それは、ライフ・シガースン。
もう20年近くも前、デザインを模索中に雑誌で見つけたシガースンの作品世界は衝撃でした。
繊細な魂がそこここに宿っているようなシガースンの世界にすっかり魅了され、会ってみたいと思うようになりました。


2001年、2度目のデンマーク行きで、私は雑誌の切り抜きを持って彼のアトリエを探しました。
大きな公園の脇にひっそりと立ち、2~3人でいっぱいになりそうなささやかな空間でしたが、独特の世界の広がりは無限に感じました。1人でお店番のシガースンは、親しみやすい笑顔で迎えてくれました。


その後、彼に会ってその作品世界に浸ることがデンマーク訪問の大きな目的になっていました。ただ、ニューヨークにも進出した彼は留守がち。私の著書に登場いただいた際は、本と訳文を持参したのに、当人には会えず、店に預けてきました。
昨年の秋、パリでのディスプレイの仕事の後、デンマークに立ち寄った時も、もちろんアトリエへ。でも、なくなっていました...。
近隣の人に尋ねても、消息は不明。
ネットで検索しても分からない。
残念ですが、諦めました。


整然としたワークスペースを
見せてもらいました

それから一か月後、生徒さんを案内してクリスマスのデンマークへ。
チボリ公園脇のホテルを拠点にコペンハーゲンを歩き、運河の裏側、静かなアンティークショップが並ぶ路地に入ったところ、心惹かれるウインドウディスプレイがありました。
入ってみると、店の入り口には小さいけれどあの懐かしい世界が現れました。
あっと、息をのむ自分の音が聞こえるほどの瞬間でした。
顔を上げるとシガースンが佇んでいるではありませんか。
彼も覚えていてくれて「あっ...」、9年ぶりの再会でした。



世界各地のアンティーク素材を
集めて細工、独自の世界です

1年前にアトリエを移転したとのこと。
私の著書もちゃんと手元に届いていました。
作品はどれも相変わらず素敵。
夢のような再会は、昨年の一大ニュースです。
アートを通じたら言葉も、時空さえも超えてしまうことができるのを感じました。(坂本裕美)





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Facebookのカラコレスのファンページが元気です。

11月にスタートしたカラコレスのファンページ「クラフト好き集まれ!」
にいろいろな皆様から投稿が始まっています。
http://on.fb.me/gyrJtK
カラコレスの受講生や、アンティーククラフトの生徒さん、カメラ講座でいらしたビーズや消しゴムはんこの先生、一般のクラフト好きの方の投稿などなど。

フェイスブックはmixiのようなSNSで、人と人とのつながりを促進、サポートするコミュニティサービスです。世界で5億人の人が利用していてアクセス数はGoogle以上。

カラコレスが作ったのは、ジャンルを超えてクラフト仲間があつまり作品発表や情報交換をする場所です。ここから何か新しいものが生まれてくる予感がします♪
ほぼ毎日更新していますので覗きにきてね。楽しいクラフトの画像もたくさんです。簡単なので登録して「いいね!」ボタンを押してクラフト仲間になりましょう!

登録の仕方はこちらをご覧くださいね。


SBCテレビ「3時は!ららら♪」のテーブルディスプレイが
カラコレスの制作のアレンジになって放送中です。

宮入アナと生田アナの前のテーブルをPOPに飾る、オレンジと黄色のアーティフィシャルフラワーアレンジです。ぜひ番組内でごらんくださいね。
エンドロールにも美術協力でカラコレスの名前が出ていますよ!

SBC「信越放送」テレビ「3時は!ららら♪」
月~金 午後2:55~3:50 毎日放送中!


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