長野市民新聞掲載記事
長野市民新聞さんに許可を得て記事を再掲しますので、お読みにならなかった方はこちらからどうぞ。
長野市民新聞
フェイクスイーツデコで、ウェディング小物に変身
私はいつもおとなしく座って遊んでいる子供だったそうです。
ちらっと見ると同じ場所で何時間も遊んでいて、母は安心だったと。
その日も母の三面鏡の前で何やら興味深そうにしている私。
しばらくして様子を見に来た母は、鏡を見て笑い出しました。
鏡の中央に口紅で赤い口が縁取りしてあったそうです。
毎朝母が鏡を見ながらお化粧するのを見ていた小さな私は、いつかチャンスがあったらと思っていたのでしょう。
そのチャンスが訪れ口紅を手にしたまではよいけれど、鏡に映った自分の顔の方にぬってしまったのでした。
私のメイクデビュー、1歳のころの話です。
クリームは業務用のコーキング材を使いました。ツヤがありソフトで本物のクリームのようです。注意することは、これが乾くときにガスが発生するので、換気を忘れないようにすることと、ほこりがつきやすいので、乾いたあとベビーパウダーとか重曹などを刷毛で塗っておくこと。
手鏡やくしといった小物はいつ見ても乙女心をくすぐるもの。
今回さらにフェイクスイーツでデコレーションしてウェディングの花嫁に似合うアイテムに変身させてみました。
マカロン・ロールケーキ・アイスクリーム・クッキー・キャンディー・ソフトクリーム・巻きバラなど今までの総集編のようなかわいらしいパーツを集めました。
手鏡の裏側にパーツを配置してみてイメージがつかめたら貼り付けていきます。
この時大きな物から貼っていくとバランスが取れやすいです。
またクッキーやチョコレートなど薄い物は立てる感じに入れていくと立体感が出ます。
クリームをシリコンで絞り出し柔らかさでリアリティを出してみました。
リボンやレースもたっぷり使ってぜひ夢のある空間を作ってみましょう。
カラコレス・プリザーブド&ドライアートスクール代表
坂本裕美